皆さま、こんにちは!
桜の開花率が高くなってきましたね(^O^)/
お昼は暖かいのに夜は肌寒い気候にすごく春を感じさせられます(*^^)v
今回の記事は、当店のお出汁の核となる
”利尻島もの昆布” について更新します。
まずは昆布全体のお話から。
日本の昆布は約90%が北海道で収穫されています。
収穫できる地域によって種類が分けられ、有名なものは
利尻昆布のほかに真昆布・羅臼昆布・日高昆布があります。
ご家庭向きは日高昆布と言われていますね!
昆布は収穫されるまでに、2年という月日を要します。その期間中、一度枯れます。
枯れることによりさらに厚みや味の深さが成長します!
それでは今回のテーマの利尻昆布ですが、島もの昆布は特に高級で希少だと言われています。
利尻昆布には種類が2つあり、
陸ものまたは地方(じかた)と島物(しまもの)に分けられます。
北海道の稚内周辺の本島でとれるものを、陸ものや地方といい、
離島(礼文島・利尻島)でとれるものを島ものと言います。
島もの昆布は人の生活の影響を受けにくく、
ほぼ自然そのままの環境で育っているため、品質が非常に高くなってます。
収穫量は北海道でとれる昆布の約3%となってます。
収穫量が少なく、かつ品質が高い。
これが利尻島もの昆布が高級・希少とされている理由ですね(^O^)/
利尻島もの昆布は、出汁にくせがなく、透明で香り高い上品なお出汁が取れることから
京都の高級料亭で重宝されています。
京都で使われるようになったのは、昆布の流通の歴史が大きく影響してます。
平安京の時代、宮廷儀式用や茶道の点心、備蓄食料として入ってきており、
和食の大宗というべき京料理に重要な役割を果たしていたことが今でも影響しているそうです。
そんな高級でかつ歴史のある”利尻島もの昆布”を当店では気軽に味わっていただけます☺
次回、昆布の栄養素について更新させて頂きますが、
栄養もすごくあって体にも凄く良いんです!
是非一度、高級昆布出汁をご賞味いただければと思います(^O^)/
それでは、次回もお楽しみに!!!