利尻島物昆布とは
北海道最北端の地域で収穫できる昆布です。
稚内付近の沿岸で収穫できるものを地方(陸物)といい、
利尻島や礼文島で収穫できるものを島物と言います。
(昆布にも天然物と養殖物があります。もちろん天然物の方が良いとされています。)
天然の島物昆布は大変収穫量が少なく、非常に希少価値が高いです。
(当店は天然の利尻島物昆布を使用しております。)
また、収穫できる地域の環境(日当たり、潮の入り、山からの栄養素など)がすごく良く、
昆布界ではトップの価値を誇ります!
ワインと共通点がある!?
・ワインも昆布も収穫される土地の名前で流通されます。
その為、名前だけでブランド価値がわかります。
・収穫年(ヴィンテージ)で品質が変わります。
昆布は2年かけて海で成長させます。
特に2年目の自然環境(海水温度、日照時間など)が非常に大切だそうです。
・収穫される地域によって格付けされます。
昆布であれば、収穫できる浜でランク付けをされます。
基本的に4種類に分けられ、別格浜、上浜、中浜、並浜と言われています。
利尻島物昆布であれば、礼文島の香深浜が別格浜とされているそうです。
当店はこちらの香深浜のものを使用しております。
利尻島物昆布はどんな出汁が引けるのか
(料理界では出汁を引くといいます。)
クセのない透明で上品な出汁が引けます。
その為、どんな料理にも合わせることができます。
繊維質は固めで出汁が濁らないのも特徴です。
京都の高級料亭では非常に人気があります。
昆布に含まれる栄養素
・カルシウム:牛乳と同じくらい含まれています。
・食物繊維 :サツマイモの約5倍の食物繊維があります。
→ 水溶性食物繊維であるアルギン酸とフコイダンがたっぷり含まれているそうです。
※フコイダン→ がん細胞の減少や抑制する効果があるそうです。
・ヨウ素(ヨード):食品中トップレベルだそうです。
→ 基礎代謝を高め、特に子どもにとっては体や知能の発育を促進させる働きがあります。